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事例紹介

お客様のニーズに合わせた最適なソリューションをご提供しています。
ご利用いただいているお客様の事例を紹介します。

  • システムインテグレーション
  • システム開発
  • マイグレーション

業務システム開発【事務作業代行業】

システム概要

給付金業務のシステム開発
旧システムのマイグレーションおよび新機能作成、運用保守

導入期間

20ヶ月

課題と効果

課題
紙媒体の申請書を人が目視で確認し、内容の不備や給付金の支給判定を行う必要があった
効果
スキャンした申請書をシステムで管理して不備の確認を行い、支給判定をシステムで実施するようにしたため、業務効率が向上した
課題
システム利用者向けのドキュメントが少ないため、システム利用者と開発者間でのコミュニケーションが煩雑となり、冗長された問い合わせと回答が発生していた
効果
開発を行いながらシステム利用者向けの資料を作成することで、運用保守での仕様に関する質問等が減り、保守工数を減らせることが出来た
課題
業務知識のないシステムであったため、開発するための知識習得に時間がかかった
効果
顧客と連携し、必要なドキュメントを作成することで、開発メンバ間のナレッジ共有が効率的に実施できた

目的

給付金の申請受付から給付の支給判定までの事務作業を効率化する。

ポイント

自治体による給付金支給の受付、支給判定及び、支給を行う業務という特性から一日当たりの申請書の処理件数が決められていました。
その件数を正確に処理することが最大の目標であるため、処理するシステムには以下の課題がありました。
・多人数スタッフでの処理のため、シンプルな操作が求められる
・申請~申請書スキャン~申請書検査~支給判定~給付金支給の業務をシームレスに繋げ処理する
・システムのアウトプットの正確性を求められる
・操作ミスなどによるシステムの停止を極小化する

これらの課題をシステムで補う部分、運用で補う部分、運用保守で補う部分と分け基本設計し、お客様と役割分担をすることで構築を進めました。

システム構築に於いては、自治体からの仕様変更などもあり、設計フェーズでは苦労が多くありましたが、お客様の迅速な判断で構築を進めることが出来ました。
給付金の受付開始が決まっていた関係上、タイトなスケジュールで開発を行う必要がありましたが、必要な機能から段階リリースを行うことで運用を開始することが出来ました。

システム導入により業務効率が上がったことで、要求された件数を処理することができ、且つ正確性も実現することが出来ました。

運用開始後は業務停止を防ぐために、複数人での保守体制で現場スタッフからの問い合わせに対応することで業務効率の向上に貢献しました。

OS:Windows

DB:SQL Server

言語:C#

参加フェーズ:詳細設計、製造/テスト、本番導入、運用保守

事例管理№:20230002

  • システムインテグレーション
  • マイグレーション

基幹システムマイグレーション【事務代行会社】

システム概要

基幹システムのマイグレーション
受託業務における受注から納品までの案件、進捗、請求/支払の管理

導入期間

24ヶ月

課題と効果

課題
基幹システムがVB6で作成されている為、下記リスクを抱えている
・2008年でサポート終了
・セキュリティアップデートや技術サポートが提供されない
効果
「Visual Studio 2017」で開発することでサポート終了の問題やセキュリティの脆弱性のリスクが解消できた
課題
VB6では32ビットしか対応していない為、高負荷の処理で性能が出せない
効果
Visual Studio 2017で開発することで64ビットがサポートしているので、計算負荷の高いアプリケーション(検索処理、バッチ)において性能が向上がしました
課題
重複処理が多く、メンテナンスに時間がかかってしまう
効果
オブジェクト指向プログラミング(OOP)を取り入れることにより、柔軟性や再利用性を向上させ、開発やメンテナンスが容易になりました
課題
効果
事例管理№:20220002

目的

既存基幹システムを刷新、再構築。
1次開発では開発フレームワークを活用した新基盤構築と現状アプリケーション資産のマイグレーション対応を行う。
2次開発では新たな業務対応要件や現状からの強化要件を踏まえた対応を行う。
※新基盤移行後も現状基盤(旧)は一定期間残留させ、平行運用を行う。

★マイグレーション要件
1.操作性、データ含め現行を踏襲したアプリを作成する事。
2.新規課題はマイグレーション後に対応を行う。
3.新システムと旧システムを平行して稼働してもデータの整合性は担保される事。

ポイント

要件を満たすために非互換調査から行いました。
調査結果から主に画面、イベント、DB接続の対応が必要となり、以下の対応で進めました。
■画面:サードパーティ製のコントロールを使用していたことから、移行も難しく全て新規で作成。
■イベント:VB6のソースを流用しイベントのハンドリングを追加することで、VB6と同等の処理を実現。
■DB接続:oo4oからODP.Netへ変更が必要なため、DB接続用クラスを作成し、レコード操作部分の記述をODP.Net用に変更。
VB6のソースを流用している為、SQLについては見直しを行い、課題であったレスポンス劣化への対応も同時に行いました。

約20年使い続けているシステムで改修や追加をしてきたことからドキュメントの精度もばらつきがあり現行の調査に苦労しましたが、お客の担当様の迅速な対応と当社の改善提案に対しての素早い判断があり、スケジュール通り納品できました。

OS:Windows2019

DB:Oracle 11g

言語:VB.net

参加フェーズ:要件定義、基本設計、詳細設計、製造/テスト、本番導入

事例管理№:20230001